約20年、この業界に身を置き、保険代理店や銀行で様々な相談に乗ってきました。
どちらの現場でも顧客本位を掲げてはいました。
しかし、現場における実際の相談手法（セールストーク）、提案商品を見ると
顧客の考える「顧客本位」と事業者の考える「顧客本位」には大きな隔たりがありました。
顧客本位、利益本位、成績本位、取引先本位、何が一番の本位かというと、
会社としては仕方のないことかもしれませんが、利益本位あるいは成績本位ばかりで、顧客のことはどこまで真剣に考えているのだろうと疑問に感じてきました。
これが、FP事務所を立ち上げるに至った理由です。
金融業界は顧客本位と言いながらも、実際は営業成績を重視する文化です。
ある程度は事業を継続してゆくため、必要なことではあるでしょう。
しかし、顧客本位のための取り組みの方向性と、収益を確保するための取り組みの方向性とは、基本的に同じ方向を向くべきだと考えています。
顧客本位の方向については、口では言いながら目を瞑り、
一方で、収益確保の方向には血眼になって邁進する、
そんなスタンスとは一線を画したいと考えた結果が、FP事務所の開業でした。
様々なご相談を正面から受け止めてお力にならせていただきます。
本当の意味で顧客に寄り添ったコンサルティングサービスを提供し、顧客の立場から考えて最適な金融商品をご紹介いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。