先日、友人と通信費の話題になったので、あらためて比較試算してみました。
光回線とスマホを大手通信会社にまとめてセット割や家族割を適用させるよりも、個別に有利なところで契約したほうがずっと毎月の通信費を抑えられるという話です。
今回はドコモを比較対象にさせていただきました
(前提条件)
家族3人でスマホ契約
毎月のデータ使用量はAさん25GB、Bさん15GB、Cさん5GBで想定
金融セットプランは考慮しない
光回線は価格.comから申し込みをし、キャンペーンを適用した場合
光回線は1ギガプラン、2年の定期契約
工事費や事務手数料について、かかる費用と割引の両方を記載しているところもあれば、同額であれば差し引き0円と表記しているところもあります。
(組み合わせプランの概略)
A:ドコモにすべて集約。スマホは3人とも無制限プラン
B:ドコモにすべて集約。スマホは1人は利用量に合わせてドコモの小容量プランを適用
C:スマホの料金プランをドコモのオンライン専用プランを活用
D:光回線をビッグローブ光に、小容量プランはソフトバンクのオンライン専用プランを活用
E:光回線をビッグローブ光に、小容量プランはauのオンライン専用プランを活用
結果はこの通り。表はかなり細かいですが、
結論として2年間の毎月の費用を計算すると、
すべてDoCoMoに集約させ、無制限プランにしたプランAが月額19,183円であるの対し、
プランB 17,995円
プランC 11,879円
プランD 10,283円
プランE 9,993円
となります。
以上のように、大手通信会社に集約させるよりも、それぞれに適したものを選んだほうが料金を大きく抑えられる可能性があります。
また、分けておいた方が将来、家族それぞれのライフスタイルの変化に合わせて、料金プランや通信会社の変更もしやすくなります。
通信費は毎月支払うものになりますので、一度削減させられれば、その効果はずっと続きます。
一度しっかり取り組めばよいだけですので、ぜひ確認していただいて、賢い家計管理を行なってください。
(補足)
今回、スマホの料金プランはすべて大手キャリア、あるいはそのグループ会社のもので比較しました。
他に、いわゆる「格安スマホ」に分類される日本通信やmineoなどの方が料金を抑えられる可能性があります。
(LINEMOやpovo、あるいはUQモバイルやY!mobileは格安スマホではありません)
(格安スマホの場合は昼間や夕方など通信が込み合う時間帯は通信速度が遅くなる可能性があります)
また、建物内のつながりやすさや通信エリアに課題があると言われていますが、データ無制限で料金を抑えられる楽天モバイルという選択肢もございます。
今回、比較で取り上げたビックローブ光のように、光回線は「キャッシュバック」のあるタイプの方が実質料金を大きく抑えられます。
しかし、キャッシュバックの申請をし忘れては元も子もありません。
契約時に将来のキャッシュバックの予定をスケジュール帳などに記録しておくようにしましょう。