(保険はすべてですが…)
変額保険の検討は希望に合った内容のものをきちんと選びましょう!
変額保険はNISAのように投資信託等で積極的に運用するタイプの保険です。
資産形成と同時に保障の確保も実現でき、希望に合った内容であればとてもよい保険です
しかし、落とし穴もあります
「保障がある=コストがかかる」ということ
死亡保障や三大疾病で以後の積立が免除になるなどの保障機能にはコストがかかります。
このコスト分、資産運用としての効率は足を引っ張られます。
どのくらいコストがかかっているのか、しっかり見比べながら検討しましょう
また、「変額保険」と一口で言っても、
保障機能のある「変額養老保険(満期がある)」や「変額終身保険(満期がなく保障が一生涯)」のほか、
保障機能のほぼない「変額個人年金保険」というタイプもあります
保障のない変額個人年金保険になると、そのパフォーマンスは、保険ではないもので運用した場合とほぼ同じ結果です
なお、保障がある変額保険の場合、
その保険期間が10年なのか20年なのか40年なのか、その長さによって保障にかかるコストに差があります。
期間が長くなればなるほどコストは大きくなるため、資産形成機能を損なわないためには「適正な保険期間」に設定することが大切です。
保険屋さんは保険を販売することで保険会社から歩合や販売手数料を受け取りますが、
その金額は保障のある変額保険の場合、
保険期間を長くすればするほど大きくなります。
2倍、3倍、あるいはそれ以上異なります。
このために顧客の希望に合っていないのに、必要以上に長い保険期間に設定する保険屋さんも少なくありません。ぜひご注意ください。
保険は、
希望に合った保障種類
希望に合った保険金額
希望に合った保険期間
で準備することが大切です。
もちろんその「希望」を考える際は社会保障制度を踏まえていただいてしっかりと、
でも、単に削ればよいわけではなく、いざという時に困らないよう必要なものはしっかりとカバーさせる、
そんなイメージで「希望」を考えていただけたらと思います。
その「希望」については一緒に相談しながら考えさせていただきますので、ぜひ当事務所の相談コンサルティングにご依頼くださいませ。